株式会社BEC CEO 日記

「Gozal」を運営する会社での日々

初めてOKRを導入した時の話

 

恥ずかしながら1年前なら、OKRという言葉すら知らなかった。改めて本を読んだり、記事・周りの方のご意見などを聞いて知識を得たので、チャレンジしてみたいと思った。ので、先日ついに社内でスタートしてみた。

 

OKRとは

OKRとは「Objective and Key Result(目標と主な成果)」の略で、会社・チーム・個人の目標をぶれないように設計・明確化することで、足並みを揃えたコミュニケーションを実現するための手法のこと。

Google, LinkedInなどの企業が採用しているらしい。

OKRの具体的な内容については、他の方の記事が参考になるので、下記をぜひご覧いただきたい。

 

 

OKRは目標設定の手法として捉えるだけでは不十分

OKRの本を読んで思ったのは、OKRは目標設定の手法というよりコミュニケーション手法と言う印象を受けた。

設定をするだけでは十分ではなく、設定されたものを日々話し合い、進捗を追いかけて、振り返りを行う。

そのコミュニケーションの中でお互い学びを得て成長し、野心のある目標とその進捗管理によってモチベーションを高めることが何より重要だということだと思う。

 

 

OKRの基本作法

OKRの設計、運用の経験がない自分にとって、書籍の記述は実践に役立った。例えば下記のような学びを得た。

・OKRは事業が多角化していない限り、会社で一つだけにする

・OKRは3ヶ月の期間で設定する

・目標(Objective)には定量的な指標を入れない

・目標(Objective)は人を鼓舞する内容にする

・毎週始まりと終わりにOKRの話をする

・個人のOKRは1on1で確認する

・会社→グループ→個人の順でOKRを作る

・OKRはすべてのタスクを管理する手法ではない

・細かい手法、タスクは各自を信頼して、任せる

・毎週のOKR MTGはコミュニケーションのチャンス

・OKRはトップダウンとボトムアップを融合させて作る

・OKRへの貢献を積極的に共有し、讃える

 

当然、上記は会社によってカスタマイズすることも求められるため、やりながら合う形に変えていけばいい。

 

 

GozalチームのOKR導入プロセス

OKRを導入する流れとしては、一番最初に会社のMissionを再度確認することから始めた。OKRの出発点は、3ヶ月後に会社はどういうことを成し遂げたいのかを定義することから始まるので、会社の向かう先であるMissionをしっかりと意識することが重要だからだ。

 

STEP1 Mission・Visionの確認

弊社のMissionは「持ち味と働き方が自然につながる世の中に」

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弊社のVisionは「労務をもっとみんなごとに」

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このスライドと共に、なぜこのMission・Visionを考えたのかをMTGの前日にSlackで配信した。そして、MTGの当日も改めて、なぜこのMission・Visionを信じているのかを説明し、みんなからも意見をもらった。

この確認を怠れば、OKRの効果は薄れるので、しっかりと話をしておくことがいいだろう。確認が終わり、みんなで納得・共感があれば次のステップに進む。

 

STEP2 OKRの仮案の共有

まず自分が作ったOKR仮案を説明する。OKR自体の説明は前日に記事をシェアする程度にして、実際のOKR仮案を見せながら説明した方がわかりやすい。

会社のObjectiveとKey Result3つを作成し、その3つは各チームが一つずつ責任をおえるテーマにした。つまりengineer、sales、Customer Successの3チームそれぞれに関するKey Resultを1つずつ作ったということ。イメージは下記。

 

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年間のOKRを作るのは少しだけ負担が重いかなっていうのと、状況変化に機敏に対応できるように四半期ベースだけでOKRを設計することにした。これはいづれ年間のものも作成していこうと思う。

 

STEP3 各チームOKRをボトムアップで磨き上げ

先ほどのSTEPで社長である自分が作ったOKR仮案を共有しただけ。これだとトップダウンに考えただけなので、その情報を参考にしたり、変えてもいいので、現場のメンバーでより詳細に考えてもらう。

 

チームによっては、そのままのOKRで納得するメンバーもいれば、より定義を具体化して、OKRを達成するためのプロジェクトまで一気に考えてくれたチームもある。チームごとに考えたものをお互いに共有することで、学びもある。

 

STEP4 全体で確認して、OKRのFix

それぞれのOKRを確認して、助言を出し合う。その助言を受けて、改善を加えるもよし、そのまま進めるのもよし。

最終的にOKRを確定させて、この四半期でフォーカスすべきことが定まったことになる。当然これは導入のスタートでしかないので、これからのコミュニケーションこそがもっとも重要となるだろう。

 

 

またこれからOKRを運用していく中で発生した課題や学びをこの日記でアウトプットしていきたいと思う。また、ご意見やこうした方がいいなどがあれば、ぜひご意見いただけますとありがたいです。